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職業アイテム

アニメーターにもアニメ演出家にも
「ストップウォッチ」は必須アイテムだ。
今はデジタルストップウォッチを使っている人がほとんどだが、
こあらやはのアナログのストップウォッチが好きで使っている。

ちょっと前に10数年使ってきたゼンマイ式のアナログ・ストップウォッチが壊れてしまった。
アメ横で買ったロシア製で、確か三千円台後半だった。

当時すでに国産のゼンマイ式ストップウォッチは無く、ハンズで売っていたスイス製のもの(ドイツ製だったかもしれない)が2万円ぐらい。
ロシア製がすぐ壊れるようなら、その時は奮発してハンズのスイス製を買えばいいやとロシア製を買った。
ところがこれが10年以上もってしまった。
ふ〜ん、意外と壊れないもんだ。
アニメーターも結構ストップウォッチを使うのだが、
演出をやると10倍(もっとかも)の頻度でストップウォッチを使う。
壊れたって話はだいたい演出さんから聞いた。
ここに来て壊れたのは酷使するようになったからか…。
いやまて、もうすでに僕らの世代のアニメーターは高価なアナログ・ストップウォッチは買えず、安いデジタルのしか持ってるのを見なかったような気がするぞ(笑)。
東映では会社からSEIKOのストップウォッチが支給されるという話を聞いてうらやましかったのを覚えてる。

とりあえず、このままではアナログのストップウォッチは消えてしまうだろうし、ロシア製を買っておくかとアメ横に出かけた。
時計屋に行くと店のオヤジに、
「あれはね、輸入してた小さい会社の社長が引退して入荷しなくなっちゃったんだよ。他の業者探してるんだけどね」
といわれた。
値上がりは予想してたし、ロシアで生産終了も予想してたが、
正直、入荷しなくなるとは思わなかった。

一応予備のストップウォッチはあるのだが、ヤフオクをのぞいてみる。
5年程前にストップウォッチをあさった時に比べると
ユーズド品の値はやや下がっていて、
スイスの有名メーカーのデッドストックなんかは
「誰が買うんだ?」って値段になってる。
とりあえずSEIKOとHEUERの程度の良さそうな中古を落札。
もういくつか目をつけておいた。
現役でいられるあいだ使える分だけキープしておかなくちゃ(苦笑)
無けりゃ無いでデジタルを使えばいいんだけど、
アナログの重さや金属の質感や竜頭の押し具合が手に馴染むんだよね。
コチコチいってるのもここちいい。
腕時計もアナログだし、結局はただの趣味なのか。

4〜5年程まえ、某スタジオが中心になって、
1秒24目盛り、一周6秒のアナログ・ストップウォッチをオーダーする話が持ち上がった。
映画のフィルムは1秒に24コマ写っている。
それように特化した映像産業用ストップウォッチだ。
そのまた十年程前にもオーダーしたらしいが、
その時は話を知らず手に入れられなかった。
今度こそ手に入れなくては、と申し込んだのだが、
残念ながらお話が流れてしまった。
「大量のオーダーが集まりすぎて部品が無い、無理っ」
とかだったらしいと聞いた。くやしい。

今でも1秒24コマのストップウォッチは欲しい。

(日記から転載)
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プロフィール

koalaya

  • Author:koalaya
  • そえたかずひろ の公式ブログです。
    お仕事:アニメのキャラクターデザイン、作画、コンテ演出、イラスト。漫画。
    サンライズの『ガンダムUC』と、トムスの『劇場コナン』に参加中。お仕事の依頼は随時。

    好きなもの:料理、読書、工作、バイク、漬け物、ラーメン。

    苦手なもの:ホヤ


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